キャンピングカー受渡しのタイミングはゲストが運転前にホルダーから直接説明を聞くことができる貴重な機会です。キャンピングカーの利用方法に加え、事故を起こさないための運転方法や注意点、保険の説明等を下記の流れに沿ってご説明をお願いいたします。
説明時間の目安はキャブコンで45分〜1時間ほど、その他の車両で30分〜45分ほどです。受け渡し時の説明を丁寧に行なうことでゲストの事故率が低下します。ゲストは早く出発したい気持ちでいっぱいかと思いますが、事故が起こるとゲストにも様々な負担が発生しますので、事前に説明に掛かる時間をお伝えし、しっかりと説明を聞いて頂くようにお願いして頂けると幸いです。
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貸渡し時に使用する資料はホルダー向け資料 よりダウンロードをお願いいたします。
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Ⅰ. 貸渡し前の確認事項
- 車両が安全にシェアできる状態かチェックしましょう。①予約リクエストの承認前と②貸出しの3日前までに確認を行ないましょう。
- 安全点検は貸渡しチェックシートの「Ⅰ. 貸渡し前の確認事項」に沿って点検を行ない、安全が確認出来た項目にチェックマークを入れていきましょう。
- ボディ外装の傷やへこみは特にトラブルになりやすい項目です。貸渡し前に確認を行ない、傷やへこみがある箇所は「車両外装チェック」に明記しておきましょう。
- 説明をしっかり聞いて頂くため集合時間を予約の1時間ほど前に設定し、落ち着いて説明できる場所を確保しましょう。※予約時間前の運転には保険が適用されませんので、必ず予約時間が来てから出発するようにお願いいたします。
Ⅱ. 貸渡し時の確認事項
貸渡し日当日ゲストとの挨拶を済ませたら「貸渡しチェックシート」を使って説明を行ないましょう。
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免許証の確認
運転者全員の免許証と本人確認をしましょう。
Carstayでも確認を行なった上認証しておりますが、念の為ホルダーさまの方でも下記をご確認下さい。
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保険の確認
- 事故の際のトラブルを防止する為に保険の説明を行ないましょう。チェックシートには特に大事な項目のみを記載しておりますので、チェックシートの内容は全て説明を行ない、別途「事故対応チラシ」等を用いて補足をして下さい。チェックシート右下にも保険詳細ページにリンクするQRコードを乗せておりますのでご活用下さい。
- このタイミングで、運転する可能性がある方には「運転手登録」を行なってもらい、予定した返却時間に間に合わない場合は保険が適用出来るよう必ず「延長リクエスト」を行なって頂くようお伝えしましょう。
- 別紙「もし事故が起こったら・・・」で事故発生時の流れを確認しましょう。事故発生時はゲストは気が動転してしまう場合がるので落ち着いて対応するようお伝え下さい。
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運転方法・よくある事故についての説明
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車両の傷・へこみの確認
- チェックシートの「車両外装チェック」と実際の車両を見ながらシェア前の傷の箇所を確認しましょう。
- 車両全体、傷が付きやすいところを写真に収めておきましょう。証拠を残しておくことで無用なトラブルを防止できます。
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車両の説明
- 給油時の油種間違いが多発しております。給油の際は必ず油種を確認するよう強くお伝え下さい。給油口付近、メーターまわりに油種を記載しておくことも有効な対策です。中には軽自動車=軽油という認識の方もいます。
- 車両の使い方の説明を行なって下さい。キャンピングカーに乗ったことが無い方はサブバッテリーについての理解が浅い場合がありますので、しっかりと説明して下さい。サブバッテリーの容量は有限であること、過放電にならないよう残量に気をつけること、充電方法等。
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運転レクチャー
- ホルダーが助手席に座りゲストに実際に運転してもらいましょう。
- 事故が多い「右左折」、「バック」の練習をしてください。
Ⅲ. 返却時の確認事項
- チェックシートの内容に沿って返却時の確認を行ないましょう。
- もし傷が確認された場合、受け渡し前に撮影した写真と照らし合わせてその場でゲストに確認しましょう。